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ソフトウェアの未来
レビュー(Amazon.co.jp)
コンピュータの世界は、生まれてからたかだか数十年しかたっていない。しかしドッグイヤーという言葉が示すように、単なる計算機からまたたく間に生活必需品にまで進化した過去10年間の技術の変遷はあまりに激しく、そしてダイナミックだった。IT技術の進化・発展は新たな商業形態を生み、Webの普及はJavaやXMLなどの誕生を促した。そして企業が主導してきたかに見えたソフトウェアの世界にはオープンソースという新しい潮流が誕生した。今後10年間も今までと同じくらいに劇的な変化があると予測される。
本書は、現在ソフトウェアの世界で研究開発が進められている各分野のアメリカにおける第一人者が語る未来を記したものだ。「C#やJavaの行方は?」「これからのWebはどのような方向に進むのか?」「いつでも、どこでもを標榜するユビキタス・コンピューティングの世界はどのように実現するのか?」「OSはどのような進化を遂げるのか?」興味は尽きない。彼らの予測にはおのおのの哲学や夢、希望が反映されており、視点も経営やユーザーの要求、あるいは歴史的な流れと多角的でとても興味深いものだ。
アナリストが記すような「予測」よりエッセイ的で楽しく読めるのも魅力のひとつだろう。本書で未来予想をする人物は31人と多く、必然的に話題は多岐にわたるが、注釈・用語の説明が非常に豊富で、専門知識がなくとも読み進めることができるように配慮されている。またより詳しく知りたい人のために、それぞれの分野の詳細情報があるサイトのURLもその都度紹介している。
31人のエキスパートたちの語る言葉から次に到来する技術を予測する、あるいは現在のソフトウェア業界がどのような動きをしているかを知るために役立つ1冊だ。(斎藤牧人)
カスタマーレビュー ![]()
ソフトウェアの未来を読み取れるか?
(2006-09-22)
まだまだ発展途上でいろんな意味で未成熟な(商用)ソフト
ウェアの世界の少し先の姿についての知見をたくさんのキーマン
が語っています。
テーマも方向性も「混沌」としていますので、この本から何か
を「教えてもらう」ことは難しいと思います。自分の問題意識に
近いところで何かきらっと光るアイデアや予測をすくい取れるか
どうか・・・。そういう本です。内容はしっかりしています。ある
意味レベルが高い本だと言えます。
2000年時点での最新情報を知るには最適かな
(2001-06-08)
ソフトウェアに関係する人たちの、未来の展望を集めた本。
私はソフト業界の人間ではないが、新聞・雑誌等でたまに読むキーワードについて、少し深く知ることができた。
しかし、この本にソウフトウェアの未来に関する統一的な見解を求めてはいけません。単に、いろんな人が、自分の関係するところ、興味があるところを述べているだけですから。
訳が読みにくいのには閉口。
流れの速い業界
(2001-05-22)
流れの速いコンピュータ業界の未来を予言した本書は、その流れの速さを如実にあらわしてますね。 開いたそのページの会社がその日まさに倒産なんていうのが、その際たるところ。
はたして、この本で語られる未来はやってくるのか?それを想像してみるのも楽しいかもしれません。
