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RedHat Linux7 Quick Start
レビュー(Amazon.co.jp)
『Red Hat Linux 7 Quick Start』はレッドハットが監修するRed Hat Linuxの初心者向けの手引であり、これからRed Hat Linuxを始めようとする読者に対してインストール、基本的なコマンド、日本語環境の設定、インターネットへの接続までを解説している。
本書にはRed Hat Linux 7J(kernel: 2.2.16、glibc: 2.1.92、XFree86: 4.0.1及び3.3.6)を収録した2枚のCD-ROMが付属しており、すぐにでもRed Hat Linuxを体験することができる。まずはじめに、Red Hat LinuxがどのようなOSであるのかが解説され、Windowsでのブートフロッピーの作成や、パーティションの設定などが説明される。Windowsと共用しようとする人には、80ページからの「共用マシンへのインストール」という記述が役立つかもしれない。
各章の特徴を順に挙げる。「GUI環境を使ってみよう」の章ではGNOMEに付属する各種ソフトウェアを概観している。「コマンドによる操作」では基本となる「ls」、「shutdown」などのコマンドや、シェルの基礎機能について説明している。「日本語を入力する」ではGeditでの入力しか説明しておらず、支配的であるemacsやvi系のソフトウェアの解説がなされていないことがいささか気になるところだ。Windowsから乗り換えて、とくにそういった慣習に惑わされないのであれば、これでいいのかもしれない。「インターネットへの接続」ではそのほとんどがRed Hat Linuxの特徴といえるGUIの設定ツールを用いている。すべてのGUIツールが日本語化されているわけではないということには注意が必要だろう。
本書ではカーネルの再構築に関する記述は見つからないし、読者の期待するようなネットワーク関係のサーバーユースでのアプリケーションに関する詳細もない。これは同じくRed Hat Linux社が監修をしている『標準 Red Hat Linux リファレンス』など他の書籍に譲ることになるだろう。本書はUNIXを知らない読者に対してRed Hat Linuxのインストールと初期設定に絞って、わかりやすく説明しているものと考えればよいだろう。(西谷真一)
カスタマーレビュー ![]()
「2冊目」への1冊目
(2000-12-11)
"Quick Start" という題名の通り、 まず Linux を始めてみようという段階の読者を 対象としているが、まずまずの出来だと思う。 ただ、本書のレベルで満足する読者は、 そもそも Linux に挑戦しようとは思わないだろう。 「2冊目」への道しるべがもっと詳しく記載されていれば、 なお良いのだが。
