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アイテム詳細

GUNSLINGER GIRL 10 (10) (電撃コミックス)

GUNSLINGER GIRL 10 (10) (電撃コミックス)

相田 裕

アスキー・メディアワークス

グループ:Book

ランキング:-

価格:¥ 578

発売日:2008-10-27

通常24時間以内に発送

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カスタマーレビュー

生きる意志、生きた意味  (2008-11-15)

メディアワークス刊・月刊コミック電撃大王連載
相田裕作「GUNSLINGER GIRL」第51〜58話を収録したコミックス10巻です
ヨーロッパの社会福祉公社という建前を持った政府の超法規的諜報機関を舞台に、
五共和国派(テロ)との政治抗争と、異常な身体能力の「義体」として
生まれ変わった少女達の堕ちゆく様をクールに描いたドラマ要素の濃い作品です
(総合7/10点)

今まで当人の知りえなかった事の真相を暴露した
ヒルチャーの献身的で愛ある人柄、トリエラの葛藤と涙は胸にグッとくるものの、
7巻でほぼネタばらし済のためか、衝撃度が幾分薄く感動必至とまで
感じられなかったのが残念です。ただ、前巻で完全に「転」までお話が到達した分
最期を見据えた終末の悲壮感がさらに強まったのは事実で、
ダラダラ続けず、第1期生達の終着駅を見据えた割り切りの良さが秀でています。

作画に関しては相変わらずデッサンの微妙な不安定感は拭いきれませんが、
画面内の黒色が実に締まっており、話の展開の憂鬱さに拍車を掛けているようにも
感じられました。(前巻と比べると、灰色と黒の中間の境目をボカすことで
立体感を向上させているのが良く分かります。)

トリエラファンは読まなきゃダメですな  (2008-11-11)
トリエラファンは読まなきゃダメですな。トリエラの知った絶望と幸福。歯をギリギリとさせ読みました。 トリエラはもう迷わない。鼓動を止めるときは笑って逝くでしょう。ヒルシャーとトリエラ。彼らの共にすごす時間に幸あらんことを。 トリエラは幸せを手にいれたと想いたい。 読み応えあり。 早く続きを。買って損無し。

一期生、最高潮  (2008-10-28)
アンジェリカの死が描かれ、一期生を取り巻く雰囲気が一変した本作。
9巻では涙を誘われた人も少なくないのではないでしょうか。
前回を悲涙の物語とするならば、10巻の大台となる今回は感涙の物語。
哀しみの後にほんの少しの安らぎを。
最近のガンスリは一味違う気がします。

というわけで、衝撃のアンジェ死去から明けて今回の話。
メインはヒルシャー・トリエラのフラテッロ。
あらすじ:
アンジェの一件でこれまで以上にトリエラを守護しようと決意を新たにしたヒルシャー。
それも全て、戦闘の道具としての義体ではなく一人の少女として少しでも長く生きてもらうため。
しかし彼の想いに反しトリエラはその気持ちを汲んではくれない。
このまま想いはすれ違い続けるのか。
しかしそんな折にトリエラはある人物との再会を果たし・・・。

個人的にこのペアには思い入れが強かったため、今回訪れた転機によってトリエラの心境に変化が見られ、生きることへの姿勢が変わったこと。
そして何より、二人がより良好な関係となったことが非常に感慨深い。

アンジェ、トリエラと立て続けにクライマックスを向かえている観のある一期生の物語。
この巻の終盤ではいよいよクローチェ兄弟と過去の事件を巡るストーリーが核心入りする素振りを見せ、次はヘンリエッタを主軸にストーリーが動きそうな気配。
まだまだ終わらない、終われない、終わらせない。

愛すること、死ぬこと  (2008-10-28)
アンジェの逝去によって、いやおうなく「死」を意識するトリエラ。
限られた命のなかで、少しでもトリエラに生きながらえてほしいと
願うヒルシャー。

『GUNSLINGER GIRL』の登場人物、とくにフラテッロという関係に
おかれている人物たちのなかでも、トリエラとヒルシャーの関係は
少し複雑だ。

互いを仕事の道具(と無私で仕えるパートナー)としてのみ見てい
るわけではないが、特別な感情があるのかどうか、よくわからない。
それは第三者視点から見てわからないだけではなく、本人たちにも、
どうすればよいか戸惑いがあるためだろう。ヒルシャーにとっての
過去、トリエラにとっての条件付けが、それぞれの感情を縛ってい
る……。

そんなふたりだけど、今巻をもって少し素直になれたのかな、と思
う。過去や条件付けとは関係なく、相手の今を受け入れたい。傷を
負ったヒルシャーに対してとったトリエラの行動が、すべてを物語
っているように思う。

義体と担当官という以上の感情をもつことによって、いずれおとず
れる「死」の悲しみは倍加するだろう。義体の悲しみの根源は、義
体としてしか生きれないことへのあきらめから来るものだった。た
だし、それは周囲にとっての悲しみであり、義体にとっては当然の
こと。

トリエラとヒルシャーをまつ運命は、けっして易しいものではない
はずだ。それでも、互いを大切な人として受け入れることで、ふた
りがともに生きたことは、確かな意味をもつだろう。そうであるこ
とを切に願う。

表紙が今巻の内容のほとんど全てを物語る・・・  (2008-10-27)
 収録内容
・第51話 灯
 ヒルシャーにパネットーネを薦められるトリエラ、そしてワインを飲む彼女だったが・・・
・第52話 暗殺任務
 ジャンからヒルシャー掃除の指令が・・・そしてヒルシャーは一人でターゲットに・・・
・第53話 再会
 ヒルシャーのもとを飛び出したトリエラだったが、ナポリマフィアに・・・そこへ現われたのは・・・
・第54話 告白
 依存症の発作の中、マリオからヒルシャーの過去を聞きだすトリエラ・・・
・第55話 善意の花
 マリオから語られる過去、そして倉庫で助けられたトリエラが戦闘擬体へ・・・
・第56話 鳥籠に還る
 ヒルシャーと共にホテルに戻るトリエラ、そして彼女は自分の気持ちに・・・
・第57話 ヴェンデッタ(1)
 ジョゼとクリスマス公演を一緒にみたヘンリエッタだったが・・・そして『復讐』が・・・
・第58話 ヴェンデッタ(2)
 兄弟の『復讐』の相手が・・・そして第一期メンバー達は・・・

 第51話〜第56話まではトリエラの話となっています。
 第57話〜は遂に兄弟の『復讐』相手クローチェ検事一家暗殺事件の主犯が・・・物語が動き出す中、第一期メンバーはそれぞれ前巻におけるアンジェリカから死を身近に感じ・・・
 このところ今ひとつの感があったガンスリンガーガールでしたが、前巻からまた面白さが復活した感じですね。